バッカン
- バッカンフタ付きで幅が40〜45センチのものを用意。セミハードかハードバッカンが使いやすいです。ソフトは磯の地形ににフィットしますが柔らかすぎてヒシャクをバッカンに擦り付けた時にコマセを固めにくいです。このバッカンにエサバケットとヒシャクホルダーを装着するのが一般的。
- 水汲みバッカンバッカンに収納できる大きさであればなんでもいいですが、ハンドルが付いている物の方が海水を掬いやすいです。
- エサバケットフタ付きでバッカンに装着できるものを選ぶ。二重構造になっていてオキアミと染み出た汁が分離されるものがオススメ。
コマセヒシャク・コマセカッター・ラインカッター・プライヤー・偏光グラス
- コマセヒシャク使用する頻度が高く、自分の手に馴染むものでないと狙ったポイントへ確実にコマセを打つことが出来ないので色々持ち比べてみることをオススメします。長さは、65〜75センチくらいが一般的。
- コマセカッター凍ったオキアミのブロックをカットするだけではなく、バラしたオキアミと配合エサを混ぜる時も使うのでコマゼとも呼ばれます。混ぜる時は、コマセカッターの刃を90度に曲げます。これは刃角調整ができるものであればなんでもいいです。
- ラインカッターピンオンリールにぶら下げてベストに装着すると便利。必要な人は、さらに「ガン玉外し」や「ハリ外し」も装着するといいかも。
- プライヤー魚にハリを飲まれた時に使いますが、喉元深くに刺さっていた場合はプライヤーで無理に外さないでハリのチモト付近のハリスを切断し、そのまま海に返します。
※ 飲まれてもハリスを引っ張ればハリは手前に出てきますが、魚の喉を傷つけ、海に帰しても死んでしまう可能性が高いので、あえてハリを残します。また、ハリは自然に魚の口から外れます。 - 偏光グラス磯の照り返しは強烈で、偏光グラスを付けずに海面を見つめると目を痛める危険があるので必要。また、海面のギラ付きを軽減し、ウキも見やすく、海中の様子(魚や根)もよく窺える、など良い事ずくめです。
ロッドケース
タモ枠とコマセヒシャクが収納できるサイズのサイドポケットが付いているものを選びます。最近では、丸洗いできる素材を使った物もあるので予算に余裕のある方はこっちを選ぶといいです。
沖磯に渡礁する場合は、投げられる可能性があるので頑丈なものを用意しましょう。
玉網(タモ)
磯竿と同じ位かそれよりも長い柄(4.5〜6メートル)に網が付いているもので磯釣りでは、必需品。磯竿は、長くて柔らかいのである程度のサイズの魚(メジナなら30センチ以上)を掛けたら使います。
グラスファイバー製は、素材がガラス繊維で傷には強いですが、強度が低いため厚く作ってあり、重たく、グワングワンしなるので使いにくいです。
対してカーボンファイバー製は、素材がカーボン繊維で傷には弱いですが、強度が高いため薄く作ってあり、軽く、シャキッとした張りがあるのでタモの柄に向いています。とは言っても、肉薄なので水平に持ち上げると大物では確実に破損します!魚が網に納まったあとは、出来るだけ垂直に持ち上げてください。
背負子
地磯に釣行する人にとっては必要不可欠。無くても釣りはできますが重たいオキアミや配合餌をバッカンに入れて持ち歩くのはしんどいので用意することをお勧めします。クーラーやバッカン、オキアミなど全て担げるので楽チン!両手がフリーでなければ行けない磯もあるので是非とも用意したいところです。
個人的には、ローラーが付いていない方をオススメ!どうせ堤防みたく、フラットな道は少ないので。それに、ここは磯釣り専門サイトなので。(笑)