浮木(ウキ)
ウキは、中通しタイプの円錐ウキ(浮力0〜3B)を用意。フカセ釣りで使われるウキには、「玉ウキから発展した円錐ウキ」、「トウガラシウキから発展した棒ウキ」があり、「中通しタイプ」「カン付きタイプ」に区分されます。メジナ釣りでは、「中通しタイプの円錐ウキ」をメインで使います。
円錐ウキを形状から分類すると「上ぶくれ、中ぶくれ、下ぶくれ」の3パターンになります。中ぶくれと下ぶくれは、使いこなしが難しいので最初は、上ぶくれタイプで揃えるといいと思います。ヘッドカラーは、オレンジ系がお勧め。逆光では、ピンク系。海中へ沈める時は、イエロー系が見やすいです。
円錐ウキの利点は、潮乗りが良く、仕掛けの絡みが少なく、遠投しやすいところにあります。フカセ釣りでは、ウキの浮力の選別がカギを握ると言っても過言ではないくらいです。ウキが海面にどっしり居座っているような状態(ウキの頭が海面から出るか出ないかくらい)が理想です。仕掛けに対してウキの浮力が強すぎるとウキがプカプカ浮いてしまい、これでは仕掛けが安定しません。
00未満の浮力のウキは、ウキを沈めて釣る時に使用します。ウキの浮力は、小さいに越したことはありませんが沈め釣りは、難しいので初心者にはオススメしません。
私の場合、浅場では0かG2。深場ではBを使うことが多いです。また、使用するのは、0〜3Bと書きましたが3Bは、基本的に荒れ日の時しか使いません。
※ 00→0→G2→B→2B→3B (浮力小→浮力大)
ハリ
ハリは、グレ鈎の5〜7号。ターゲットの名前が付いたハリを使います。あとは、魚のサイズや付けエサの大きさに号数を合わせます。また、タックルバランスを考えて太いハリスやミチイトには、軸が太くて大きめのハリを組み合わせ、細いハリスやミチイトには、軸が細くて小さめのハリを選ぶのが定石。
メジナ狙いなら基本的に6〜7号から始めて食いが悪い時は、5号に落とします。逆にアワセてもすっぽ抜ける場合や魚の活性が高く、ハリを飲んでしまう場合は、号数を上げます。また、根掛かりしたり、何匹か釣り上げたりして刺さりが悪くなったら躊躇せずに新しいハリに交換します。尾長狙いなら飲まれたり、口太狙いならあえて飲ませたりするので尚更のこと。