釣行データ
- 日時、天候5月4日(日) 6:00〜13:00 曇り
- 潮大潮 満潮(02:57 15:48)、干潮(09:13 21:35)
- 場所毘沙門 ヌスットガリ
- エサ配合エサ1袋、だんご一道×3、オキアミ、アミ2kg
- 釣果口太メジナ(足裏サイズ以下×20以上)
釣行記
さすが三浦随一の水深を誇るヌスットガリ。ポイントに到着した頃には、釣り座は人で埋め尽くされていた。それでもポイントAとポイントBの間の小さいワンドは、辛うじて2人ほど入れるスペースがあったのでそこに釣り座を取った。
今回もダンゴ釣りをやるつもりだったのだが1投目で根掛かりし、ミチイトからプッツン。しかも予備のダンゴ仕掛けは、全て2号なので替えの円錐ウキでは沈んでしまう。さすがに今からグラントに戻るわけにもいかず、仕掛けのオモリを削って試すが浮力調整が上手くいかず、ウキが安定しない。最終手段でダンゴを撒き餌にフカセに変更。しかし、空中でバラけてしまってピンポイントに打てない。これでは釣りにならないので同行者の父に配合エサとオキアミを分けてもらい、結果3種類の配合エサにオキアミ、アミ、海水といったコマセになった。
しかし、久々のフカセなので長ハリス(といっても2ヒロ)の扱いに苦戦し、仕掛けを回収する際、足元の磯に根ズレを起こし、何度か交換するハメになった。私がハリスの扱いにもたもたしている間に父が足裏サイズだが幸先良くクチブトを掛けた。今日は、潮が澄みきっているので仕掛けの角度がよく分かる。海中にゆらゆら写るウキゴムを見つめているとじわじわシモっていった。加速したところでアワセを入れると気持ちのいい突っ込み。約半年ぶりの感触なだけに楽しくて仕方がない。
その後も順調に足裏サイズを釣り上げるが30UP達成することができない。昼前になってポイントB向きの釣り座が空いたので移動。
このポイントは、左のハエ根から発生するでかいサラシの影響で潮の流れが早すぎて仕掛けが舞い上がってしまう。なのでハリスにジンタンを段打ちし、仕掛けは、サラシの際、コマセはサラシの中へ打つ。タナは竿1本弱。潮の流れに任せて仕掛けを流していると目の前に差し掛かった時、ウキが10センチ程シモった!しかし、なかなか食い込まない。仕掛けにテンションを掛けて軽く誘いを掛けるとようやく食った!なかなかの突っ込み。上がってきたのは、今日一の口太メジナ。それでも足裏サイズの域を出ない。しかし、偶然ではない狙ったアタリは嬉しいものである。その後も30UPを達成するべく仕掛けを打ち返すがアタリはなく、コマセが無くなったので納竿。エサ取りがいなく、とてもやりやすい日だっただけに残念。次回に期待したい!
今回は、吸ったタバコを海にポイ捨てしている人や釣り上げたコッパメジナを磯のタイドプールに投げ捨てている人(特にベテラン風の釣り人が多かった)が目立ちました。なので一言。
当たり前のことですが、タイドプールに捨てられたメジナは、磯に潮が被った時に脱出できなければ1日もたずに死んでしまいます。耐え難い苦しみの中死んでいく様を自分に置き換えて考えてみたらこんなことは、到底できないはずです。(人間のやることではないということです。) 環境破壊を目の当たりにして育ってきた若者に比べ、年配の方のほうが自然に対するモラルが欠如しているようですね。もちろん全てが全てとは言いません。また、夏の磯でコマセを撒くとわんさか寄ってくるコッパメジナですが彼等は、量産化されたロボットではなく、限りある海の資源です。メジナ釣りを一生続けられるためにも無用な殺生は、避けたいですね。(必要以上にキープしていた自分にも常に言い聞かせています。)